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【変更】申し入れが年内になりました。

申し入れは年明けと発表していましたが、12月28日(火)に、各政党への申し入れを行うことになりました。
私たちのありのままの思いを伝え、文書を手渡したいと思います。

メディアの皆様の取材も大歓迎です。
syukatudemo@yahoo.co.jp
までご連絡ください!

文責・homma
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「就活エリートの迷走」

就活エリートの迷走 (ちくま新書)就活エリートの迷走 (ちくま新書)
(2010/12/08)
豊田 義博

商品詳細を見る


リクルートワークス研究所主任研究員が、就活が孕む問題点について書いた本。

リクルートと聞いて少し身構えるが、内容は極めてまともで、私の考え方に極めて近い。

就活への適応≠社会への適応であり、むしろ就活への過剰適応が社会への適応に異常をきたす原因となっていると指摘している。


・失敗を極度に恐れ、

・企業に要求ばかりし、

・理想の成長ルートから外れると極端にモチベーションが落ちる

・そして、次第にメンタルに不調をきたし、転職してしまう

実はこれ、就活エリート達の特徴なのだ。この厳しい「就活」を勝ち抜き、就職できない学生批判をする(就活を知らない)大人たちが認める人材が、実はこんな特徴を持っている。

問題の根本原因は、米国流の就活方式をそのまま輸入してしまったことにある。

志望動機・自己分析が重要視されるのもここからきている。今の形の「就活」が始まる前は、そこまで志望動機ばかりを問い詰められることはなかった。この志望動機を徹底的に問うやり方は、米国の採用活動の場合は理に適っている。何故なら、米国の大学生は職場での長期インターンを経てアイデンティティを確立し、採用された時点である程度どんな職場、どんな仕事をするかが分かるからである。これは、大学で学んだ内容と仕事の内容が接続しているためでもある。就活問題が教育問題にも繋がっていることは言うまでもない。
しかし、日本の場合はそうではない。そもそも採用時に配属が決まることは少なく、新人研修後に配属が決められることが多い。入社前に確固たるキャリアプランを描いていたとしても、その通りにならないことが多いのだ。

著者はこの二つの企業社会を比べ、米国式を「ゴールを決めて登る"山登り型"」日本式を「とにかく仕事をこなしながら将来を考える"筏下り型"」であると言う。

そして、現状の就活は山登り型に合理化された方式をそのまま筏下り型に適用している。これでは上手くいくわけがない。

つまり、就活に過剰適応した就活エリートは、かなり具体的な成長ゴール観を持ち、厳しい就活を乗り越えるために自己洗脳してしまう(山登り型への過剰適応)。しかし、会社に入ってみると配属は別の部署になるし、やりたい仕事もなかなかできない。

こうして、現状の就活はキャリアプランを自己洗脳・絶対化した登山者型就活エリートを次々に生み出し(というかこうしないと厳しい就活を勝ち抜けない)、筏下りに突っ込んで溺れさせている。

ではどうすべきか。まず、就活で"やりたいこと"ばかりを問うことをやめ、エントリーシートも廃止すべきと著者は訴える。これには全く賛成で、このシステムに過剰適応する就活エリートを生み出す根本原因となっている。

また、面接偏重も問題であり、面接だけで仕事の能力が測れるわけがない。面接で志望動機を厳しく問うのは幹部候補コースくらいで良いはずだが、日本企業にはそんなコースはない。幹部候補は入社してからの出世競争によって選ばれる。このため、企業は新卒に対し、"現場で活躍するポテンシャル"と、"マネージャーとして活躍するポテンシャル"など、様々なポテンシャルを全て求めてしまう。本来は、もっと個人の適性に沿った様々なコースを用意すべきなのだ。勿論、条件を満たせば別のコースに移れるような運用が望ましい。

であれば、面接だけを重視するのではなく、大学や教授とのコネクション(すなわち推薦方式)、リクルーターとの接触、長期インターンなど、ネットエントリー → SPI・面接以外の方式を探るべきであると著者は主張する。全く賛成であり、高専時代に見た就活風景が思い出される。

大学生が聞くと驚くかもしれないが、高専生はほとんどナビサイトに登録しない。しかし、今もほぼ100%の就職率を誇っているし、何十と会社を受ける必要はない。これは高専生の数が少ないせいもあるが、それだけではない。企業が志願者を大量に集めて大量に落とす"受験方式"ではなく、欲しい人材を就職担当の教員から紹介してもらう"見合い方式"であるためだ。企業は学校側に求人票を送り、それに対して就職担当の教員が学生を送り込む(といっても大抵成績順であるが)。これは著者が主張する"お節介なキャリアコンサルタントによる就職支援"像と重なる。

ナビサイト掲載企業/全新卒採用企業数 = 4万/70万なのだから、こうした方法で他の就活ルートを作るのは喫緊の課題と言えよう。

文責 caffelover

ターゲットは文系学生

外資就活ドットコムというサイトがあります。リンクは貼りませんが、外資系を受ける意識の高い学生向けのサイトのようです。私も就活中何度か見た覚えがあります。

さて皆さん、このサイトを使ってみてどこか違和感を覚えませんでしたか?私はいくつかおかしなところに気が付きました。

1. 外資といっても色々あるのに、何故か外資系コンサルティングファームや外資系投資銀行の情報ばかり。メーカーの場合はマーケティング職がほとんど。

2. 何故か日本の総合商社や金融の情報が掲載されている。

1.ですが、私が外資就活ドットコムを見るきっかけとなったのは某外資系化学メーカー(化学系出身者なら必ず知っている企業)の技術職を受けたからです。しかし、そもそも技術職の情報が全くない。そして、件のメーカー、たとえ営業職であっても理系出身者でないと採用しません。

更に、2.に関しては文系学生から人気の高い業種です。最近は理系の文系就職も多いけれど。

この二点から考えると、このサイトのターゲットは、"割とミーハーな文系学生"であると容易に想像が付きます。技術職の掲載がないのも、恐らく"理系は文系採用に応募できるが、文系は理系採用に応募できない"から。

また、就活しているとよく"ハイレベル就活生"であるとか、"ハイクラス就活生"という言葉を聞きます。外コン、外銀、シンクタンク等を受ける学生を指すようです(大手よりも某J社のサイトで見る気がするけど、社長がコンサル出身のせいか)。こういった人気業種が集まる合同説明会や、グループディスカッション・ケーススタディのイベントにも"ハイレベル"という言葉が付いたりします。付かなくても、何となく意識の高い就活生が集まるイメージがあるのは、就活生なら分かってもらえると思います。何を基準にハイレベルとしているのかは分かりませんが。

なにしろ学生からすれば、"GDやケーススタディを練習したり、情報収集すれば、人気と給与の高い業種"に行けるのかもしれないのだからハマってしまいます。不安商売とは逆の希望商売です。正直、"本当にやりたいことがあるから練習する"学生の他に"給料の良いところに行きたい・人気業種に行きたいから練習する"学生もいると思います。

すなわち、一部就活生の間には"外資=外コン・外銀"という風潮があり、また大手ナビサイトとは別の、"自称ハイレベル就活生をターゲットにする陣営"が存在するわけです(大手ナビサイトもメインターゲットは文系だろうけれども)。風潮と陣営のどちらが先かは分かりませんが。

そして、恐らく就活産業は"理系が真面目に研究して、推薦で企業に採用される"のでは困るのでしょう。間に入る余地がありません。

最近、東京新聞にこんな記事がありました。

中小企業志向強まる 『好きなこと』見つめ直して

"毎日コミュニケーションズによると、2011年卒業予定の大学生・大学院生のうち中堅・中小企業志向は48%で、大手企業志向の47%を9年ぶりに上回った。日本企業の99・7%を占める中小企業が約420万社あるのに対し、大手就活サイトに掲載されているのは大企業を中心とする数千社にとどまる。"

人気業種であるとか企業偏差値に振り回されることなく、中小を志向する学生も増えてきているということです(個人的には就活サイトの掲載企業数がほんの一部であることに触れているのが素晴らしい)。

就活生は風潮に惑わされず、自分のやりたいこと、適性を突き詰めて就活すべきだと思います。

文責 caffelover

勤労感謝の日に愛をこめて!

が「東京でもデモをやろう」と呼びかけを始めたのが、10月27日。それから今日まで目まぐるしく日々が過ぎた。ちなみに僕は体重が2キロやせた。メタボな僕にはなかなか良いダイエットだ。


呼びかけのもとには予想した以上の数の賛同する学生が現れ、実行委員会としてデモの準備を進めることができた。デモの賛同者の方々も予想以上に僕たちの動きを支持してくれた。

それと同時に少なくない数の批判やデモという行為に対する否定的な言葉も届いた。僕も人間なのでそういった言葉に対して傷ついたり悩んだりもした。


しかし、デモ前日となって僕は自信を持って言える。


「就活はおかしい!」


寄せられた批判に対して自分の中で満足のいく返答がないこともある。

社会人の方の「甘い」という言葉に対しては社会に出たことがないので反論もできない。

「就活をどうしたいの?」と聞かれたら万人を納得させるような対案を持ち合わせているわけでもない。



それにもかかわらず、僕は「就活はおかしい!」という一点に関しては揺るぎない自信を持って叫ぶことができる。どんなに多くの人に批判されようと僕はこの一点だけは絶対にゆずれない。




僕はこの自分が自信をもって「おかしい!」と思うことを、多くの人に問題提起したい。なぜならこのおかしさは僕だけの問題ではなく、広く多くの人に関わる「おかしさ」だからだ。そしてこの「おかしさ」は近い将来に「苦しさ」となって僕たちの前にもう一度姿を現すかもしれない。

今なら少しの勇気を振り絞れば「おかしい!」と声をあげることができる。しかし「苦しさ」につかまってしまった後では、今の僕のように仲間を集めて声をあげることはできなくなるだろう。「苦しさ」は僕の自由を奪い取ってしまうはずだ。

明日は、僕の、僕たちの声ができる限り、遠く深く誰かの元に届くことを願って声をあげる。「おかしさ」を感じている人、「苦しさ」につかまりたくない人はぜひ14時にアルタ前に来てほしい。

「就活はおかしい!」
この一言を多くの人と一緒に叫びたい。

文責 雪かき

のびのびやろうよ!

「参加者の訴え」に投稿します。hommaです。

おかしいことにはおかしいと言いたい、というのが実行委員をやるきっかけでした。

人のせい、社会のせいにしたっていいじゃない。10月時点での来春卒内定率は57%です。自己責任じゃないでしょ!
100社落とされてまだ活動できる人もいれば、20社で、5社で、1社で折れる人だっていていいじゃないか!
だって新卒至上主義がおかしいんだから。希望が見えないんだから。

今まで苦労してきた会社員のひとも、「自分の頃はこうだった」と価値観を押し付けず、現状を冷静に見つめてみてください。

せっかくの学生生活、のびのびやろうよ!デモに参加して語り会えたら嬉しいな!

文責・homma

僕と就活デモ

雪かきさんがデモについて書いていたので、僕も書いてみようと思います。

僕も前回の飛び入りが初参加で、”ゲバ棒持ってる人とかいたらどうしよう...”と思って様子を見に行ったら、割に普通の人たちだったので参加したというくらいデモには馴染みがありませんでした。

僕が何故デモに参加しようと思ったのか。それは、

1.就活についての疑問を投げかける方法としてはありだと思ったから。

2.こういった運動に参加するのは文系が多く、マスコミでも理系の就活が取り上げられることは少ない。理系学生も声を上げておこうと思った。

ためです。

1.についてですが、何故”あり”かと思ったかと言えば、多数の人間が割と楽に参加できる方法であり、もしマスコミに取り上げられたり、ネットに拡散すれば一定の成果が上がるだろうと考えたからです。

僕も就活中でしたが、"まぁ一日くらいなら..."と参加しました。

この"一日くらいなら"という感覚で参加できるのが大事です。何故ならば、就活に対して問題意識を持っているからと言って、皆が皆全身全霊を傾ける余裕があるわけではないからです。僕だって何も就活問題をやるために大学院にいるわけではありませんしね(ちなみに大学院では脳の研究をやっております)。しかし、問題意識は持っている。こういった人が声を上げる方法として、デモというのもありではないかなと思った次第です。勿論他の方法を否定するわけではありません。方法の一つとして、デモもありなのではないかということです。

確かに直接の問題解決にはならないかもしれません。しかし、現在の就活状況を改善しようとした場合、学生が直接変えるというのはハードルが高すぎます。何しろ、就職情報会社、企業、学生それぞれが自分に有利な行動をした結果がこの状況です。仮に学生自身が中に入って変えようと思っても、結局その組織だけが損をしてしまう構造になっているため、変えることは難しいでしょう。この状況を変えるためには、三者全員で意思疎通をしていかなければならないと思っています。そのために学生ができることとして、”現在の就活は問題だ。皆が頑張って、皆が辛くなる。”と声を上げ、問題意識を広めていくことが挙げられると思います。よく勘違いされるのですが、このデモは何も就職情報会社や企業の人事の方を敵視するものではありません。一か所を攻撃して終わるような簡単な問題だったら、とっくに解決しているはずです。また就活そのものを否定するものでは勿論ありません。僕自身、就活で様々な業界のことを学べるのは素晴らしいことであると思っているし、就活生には是非多くの企業の方と交流してもらいたいと思います。
最近は問題意識が広まってきたようで、リクナビはサイトオープンを遅らせ、貿易会は採用開始を遅らせることを決定しました(4年の8月からというのは理系から異論が出るでしょうが)。この運動もまた問題意識を広めることの一助となると考えています。

文責 caffelover

「就活どうにかしろデモ」は何故デモなのか

こんばんは、雪かきです。
コタツがとても暖かい。もうコタツに就職してしまいたい!




すみません、本題に入ります。


ここでは「就活どうにかしろ」ということに対して何故デモという表現形式をとっているのかということを、わたくし雪かき個人の意見を書こうと思います。


デモって多分あんまり学生にとって馴染みがないんじゃないかと思います。統計を見たことがないのでわかりませんが、デモに一度でも参加した事のある学生なんて全体の5%くらいでしょう。


一方、こっちも統計を見たことがないのでわかりませんが、「就職活動を経験した(する)学生で就職活動に対して疑問をもったことがある学生」というのは全体の50パーセントは超えるのではないかと思います。


つまるところ、デモという表現(抗議)方法は現段階において全ての学生が賛同できる手段ではない。「就活には不満があるけれど、デモには行きたくない」こんな学生がそれなりの数でいるはずです。


では何故デモなのか?



それは関係当事者だけでなく広く多くの人に問題の周知・提起を行う上で、デモという方法が優れているからだと思います。


マックで友達5人集まって就活の愚痴を言い合うより、mixiでマイミク100人集めて「就職活動の抱える諸問題」なんていう論理的な日記を書くより、ツイッターで1000人のフォロワーに「就活とはうんぬん…」とつぶやくよりも、たった3人でも街頭に出て自らの体を使って「こんな問題があるんですよ」と声に出した方が効果がある、そう僕は思います。



もちろん、デモを行うことで寄せられる声は賛同だけでなく、批判もあります。しかし、これは当然なことで何かを改善するなら賛同の声だけでなく批判の声も合わせて考えなければいけません。もしも行動に対して賛同の声しか寄せられないとしたら、それはとても気持ちが悪い! そんな世界はイヤだ。


「就活には不満があるけれど、デモには行きたくない」
そんなあなた! ぜひデモに来て「就活はおかしい!」と叫んでみてはいかがでしょう。それは思ったよりも楽しいことかもしれません。


(ちなみに僕は去年行われた「就活くたばれデモ」に参加したのが初デモでした。終わった後のビールがおいしかったのを覚えています)


文責 雪かき

「就活どうにかしろデモ」と私

んばんは、雪かきです。

「ブログ記事をどんどん書け」と他の人たちに言っておきながら自分が、「就活どうにかしろデモ」に参加する理由をまだ書いていなかったことを思い出しました。

ということで、少しだけ僕個人の「就活どうにかしろ」という思いについて書こうかなと思います。



僕が「ちょっと就活っておかしいんじゃないの?」と囁くときに、そこには「何の疑問もなく就活して何の疑問もなく働いたら何か大変なことになるんじゃないだろうか」という不安に近い思いがあります。

僕個人のプライベートのことを少し書くと、僕はそこそこの勤労学生で大学に入ってからというもの生活費を稼ぐために最低でも週に3日はバイトを欠かさずにしています(「就活どうにかしろデモ」とかやっていると時々誤解されるのですが、僕個人としては労働に対して否定的でなく、むしろ働くことは好きです)。


では、なぜ「就活どうにかしろ」とわざわざ街頭に出て叫ぼうとしているのかというと、それは「働き始めたあとの自分の世界」への不安からです。


「3時間しか寝てない」「スタートからラストまで勤務」「今月は1日しか休みがなかった」という社会人の方がよくする自慢話(僕には上記のことを話すときの社会人の顔は誇らしげに見えます)。このようなことに現時点で僕はあまり価値が見出せない。


もちろん望んだ上での積極的な残業や休日出勤ならいいのですが、話を聞いてみるとどうやらみんながみんなそうではないらしい。「仕方なく」「望んでいない」「消極的な」労働が多すぎる。しかも以前までとは違い、頑張れば頑張った分だけ未来は良くなるという保障ももうないようだ。


このようなことから、僕が「就活くたばれデモ」に賛同する理由をものすごく簡単にまとめると次のような言葉になります。

僕が今生きている大学という文化的で豊かな世界と、これから先待ち受けているであろう世界の不安と絶望の差が大きすぎる。



恐らくこの入り口のところでの矛盾も指摘できないなら、僕はこれから先待ち受けるであろう多くの矛盾に対して「ちょっとおかしいんじゃないだろうか」と口にできなくなってしまうかもしれない。



だから僕は自分の中にある精一杯の勇気を振り絞って「就活ってちょっとおかしいんじゃないですか」と声に出そうと思います。

文責 雪かき

就活生の前に立ちはだかる、"大手病"よりも大きな問題

大学生の内定率、最悪の57・6%…10月時点

こういう話が出た時、よく

「選ばなければ働き口はある。大手ばかり選んでいるのだろう。」

と批判されますが、昨年の当事者からすれば、より大きな問題を見落としていると言わざると得ません。

その証拠に、僕がいくつか中小企業を受けてみたところ、必ず

「例年にないくらい多くの学生さんが受けて下さいまして...」

という言葉を聞き、また説明会の予約もすぐに埋まっていました。中小企業にも学生が大量に群がっているのです。

少なくとも採用倍率は1を超えていて(10年卒は1.62倍でした)、中小に限れば倍率はもっと高くなるはずなのに、何故?と思われる方も多いでしょう。

ヒントは大学ジャーナリスト、山内太地さんのブログにありました。

1/30 明海大学就職支援シンポジウム「就職超氷河期を迎えた就職活動と新たな支援のあり方」

○近藤 賢氏(株式会社リアセック 代表取締役CEO)
・新卒採用をしている会社は70万社あるのに、リクナビ、マイナビ、日経ナビなどネットで採用をしているのは4万社にすぎない。※1

就活のシステムをよく知らない方のために説明すると、現在主流の企業探しの方法はナビサイト(就職情報サイト)です。掲載料を払った企業の情報を載せ、それを見た学生がエントリー(登録)します。その後、説明会情報や選考情報が送られてくるという仕組みです。ほとんどの学生がナビサイトを使って就活するため、掲載されていない企業は実質的には存在しないことになります。

そうです。実は、ナビサイトに掲載されている企業数は"少なすぎる"のです。

仮に倍率が1.62社あったとしても、実質的に見ることができる企業の数が全体の一割にも満たなければ...全員就職など絶対に無理だということが小学生でも分かるでしょう。

問題は大手病だけではありません。ナビサイトの力があまりに大きいことにもあるのです(言い換えれば、学生がナビサイトに頼り過ぎている)。

ですから、より実態に沿って批判するならば、"ナビサイトばかり見ていないで、他からも情報を集めてみたら?"と言うべきなのです。

※1 この発言の信憑性ですが、リクナビの掲載者数が9000弱、マイナビの掲載数が8000弱。すなわち、この二サイトだけを使った場合、情報が得られる企業は二万社にも及びません。
また、新卒採用倍率は統計学的手法を用いて推計されており、発表元であるリクルートワークスの資料によれば、およそ7000社の民間企業に調査した後、708842社にウェイトバック(データに重み付けして集計)しているということで、70万という数は正確です(http://c.recruit.jp/library/job/J20100421/docfile.pdf)。

文責 caffelover

理系学生から見た就活の問題点。

twitterでぽつぽつとつぶやいているcaffeloverです。ネットで就活批判は色々見かけますが、人口比のせいか理系学生からの声があまりないように思います。そこで、理系大学院に通う僕が見た就活の問題点について書いてみたいと思います。

ちなみに僕自身は9月の終わりから就活をはじめ、30社程受けて4月のラッシュに何とか滑り込みました。100社200社受けたという人程は就活していませんが、それでも時間的余裕はほとんどありませんでした(研究も行っていたため)。

○理系学生にとって問題なのは早期化よりも長期化

当然ながら理系学生のメインは研究です。特に大学院では、学生生活のほとんどを研究室で過ごすことになります。何故こんなに研究室にいるのかというと、主に

・研究自体に意義を感じている(新薬の開発に繋がる、エネルギー問題を解決できる等)。

・結果を出さないと卒業・修了できない。

という二つの理由があり、とりわけ就職組、進学組どちらにとってもプレッシャーなのが後者です。そもそも結果が出なければ考察しようがない理系にとって、結果の有無は死活問題。数年に一度自殺者が出る程です。

研究は概して上手くいかないもので、一つデータを取るのに数カ月かかることもあります。僕の場合は研究が思うようにいかず、年明けまで発表できるようなデータがほとんどありませんでした。就活中に何とかデータを出すことができ、今はその後の頑張りで何とかデータが揃ってきていますが...

というわけで、たっぷり研究期間を取りたい理系学生にとって、最も問題となるのは”長期化”です。現行の十月スタートでも、一カ月や二カ月で決まってしまえばそれほど問題はありません。長い就活期間中、就活しかしていない理系学生は少数派だと思います(といってもほとんど研究室に来ない学生はいましたが...これでは何のために大学院にいるのか分からない)。多くの学生は就活と研究を同時並行させています。僕も就活中は”昼間就活・夜or休日研究”という生活を送っていました。これが体力的にも精神的にもなかなか辛い。”海外の学生はしっかり勉強しているから採用したい”とおっしゃる人事の方々、日本の学生もちゃんと勉強しているんですよ。しかし、その勉強の妨げとなっているのが採用=就職活動という、よく分からない状況になっているわけです。

また、採用を遅らせる動きがありますが、これがまた問題で、特に修士二年の夏頃は最も研究に熱が入る時期です。個人的には、論文を提出した後就活という形が学生にとって最もありがたいと考えています。

○学校推薦から自由応募へ。ますます忙しくなる理系の就活

あるナビサイトに、"「自由応募」と「推薦応募」について"というページがあります。データは2010卒採用のもので、調査実施元もナビサイトを運営している企業です。調査企業数が分かりませんでしたが、他に良いデータがないので引用すると、完全自由応募が64.3%,推薦と併用が34.4%です。”理系は学校推薦があるからすぐ決まる”というのは昔の話で、僕の周りでも推薦で就職した学生は一人もいません。推薦を使っても落とされる昨今にあっては、理系も自由応募が主流であると言えます。そうなると、当然研究に使える時間は減ります。企業側も安心して学生を集められるし、学生側もそれほど就活に時間を取られずに済む。なかなか良いシステムだと思うのですが...そもそも自由応募にしたからといって、優秀な人材を効率的に採用できるのでしょうか?自由応募化が学生の競争を加速させ、就活の長期化を招いているという一面も認識しておいたほうが良いと思います。

と、常々感じていた二つのポイントについて書いてみました。また何か思いついたら書きます。

文責 caffelover
プロフィール

就活どうにかしろデモ実行委員会

Author:就活どうにかしろデモ実行委員会
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2011年2月22日(火)18時~19時
院内集会
会場:参議院議員会館101号会議室
たくさんのご来場
ありがとうございました


活動拡大につき、カンパ募集中

■2010年11月23日
全国4都市(札幌・東京・大阪松山)でデモ行進
■2010年12月27・28日
議席を有する10政党に申し入れ
報告記事1報告記事2
■2011年1月18日
過去最低の内定率発表日に民主党に申し入れ
■2011年2月22日
院内集会

<連絡先>
就活どうにかしろデモ実行委員会
代表・本間篤(ほんま・あつし)
080-1277-3439
syukatudemo@yahoo.co.jp
(@を半角に直してご使用ください)

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